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- よくあるご質問
油絵
- 絵の具のホワイトには色々な種類がありますがどう違うのですか?
- 一見同じに見えるホワイト絵の具、実は全く異なる性質を持っています。
用途に合わせて正しく使い分けましょう。
- シルバーホワイト
他のホワイトに比べて乾燥が速い、温かみのある白色です。
下描きや厚塗りにも適していますが硫黄分を含んだ絵の具と混ぜた場合や硫化ガスなどで変色を起こす事があります。有毒 -
チタニウムホワイト
着色力、隠ぺい力(不透明性)ともに「最大」です。混色は自由ですが色が強い為少しづつ混ぜるように注意して下さい。下描き~上描きまで全ての過程で使えます。 - ジンクホワイト
透明感のある青味のある白色です。
混色が自由で上描きに適しています。ひび割れや剥離を起こす傾向があるため地塗りや厚塗りには適しません。 - パーマネントホワイト
適度な着色力と隠ぺい力を持ち、混色は自由です。ひび割れ、剥離は起こりにくいので全ての過程で使えます。 - ファンデーションホワイト
乾燥が速く堅牢で耐久性に優れている地塗り用の白色です。上に塗る絵の具の発色を高める効果があります。
- シルバーホワイト
水彩
- 水彩絵具やアクリル絵具に「ガッシュ」という種類がありますが、普通の絵具とどう違うのですか?
- 絵具の表記にある「ガッシュ (GOUACHE)」とは不透明絵具と言う意味です。その名の通り不透明な絵具ですから重ね塗りをした際に下地の色を完全に覆い隠す力強い色調の絵具です。それに対して透明絵具は下地の色が透けて見えるので重ね塗りの効果をいかした鮮やかな色調で描くことが出来る絵具です。
不透明には水彩ガッシュ、アクリルガッシュなどメーカーにより様々な種類を発売しています。 (ポスターカラー、テンペラも不透明絵具の一種です )透明絵具で描いた作品の一部に不透明絵具でアクセントをつけたりとうまく使い分けることで表現の幅が広がります。
コミック
- 初めて漫画を描くのですがどんな材料が必要ですか?また、予算は幾らぐらいでしょうか?
- 漫画の材料は色々あってわかりにくいですよね。そんな初めての方にお勧めの一式セットをご紹介致します。
「アイシー・漫画工房」¥4,725 (税込)
(セット内容)
- テキスト「漫画の描きかた・基本編」
- 漫画原稿用紙 (A4、B4各10枚)
- ペン先 (Gペン、丸ペン各2本)
- ペン軸 (Gペン用、丸ペン用各1本)
- 筆 ( 細、太各1本 )
- 雲形定規
- インク (コミックスーパーブラック・ホワイト)各1本
- アイシースクリーントーン
- ガイド「スクリーントーンの使い方」
- スクリーンツール
また、あるととても便利なのが「トレース台」です。下絵を写したり、トーンを貼り付ける作業台にしたり是非揃えたい道具です。価格は¥9,000台から様々です。
額
- 額縁にはなぜマット紙を入れるのですか?
- 額装をした際、表面に付いているガラス (アクリル板)と中の作品が直接触れると作品を傷めてしまうケースがあります。
例えば写真を入れた際、時間がたつと湿気などによってガラスに張り付いて剥がれなくなってしまう事があります。その為ガラスと作品の間にマット紙 (3~1.5㎜位の厚紙)を入れて空間を作り作品を保護します。
(作品の保存性を考えて中性か無酸紙の素材を使用しています。)またもう一つの理由として、作品の周りに空間をつくって、より作品を際立たせて見せる視覚的効も有ります。その為マット紙は様々な色、表面の材質を豊富にご用意してあります。 - 額に入っているガラスとアクリル板の違いを教えてください。
- 両方の長所、短所をご説明致します。
(ガラス)
長所- 表面が硬くて綺麗に反射します。
- ヨゴレのお手入れが簡単です。
- アクリル板に比べ安価です。
(アクリル板)
長所- 非常に軽く丈夫。割れる心配もいりません。
- 表面が柔らかい為、反射が綺麗ではありません。
- 表面にキズ、静電気によるホコリが付きやすい。
- 高価です。
- 「作品を綺麗に見せたい。」「お手入れが楽なのが良い」という方→ガラス
- 「額を軽くしたい。」「ガラスは割れるので心配。」という方→アクリル板
- 「水彩額」と「油彩額」の違いを教えてください。
- 簡単に説明しますと、水彩画や版画、写真等の厚みのない作品を入れるのが「水彩額」対して、木枠に張ったキャンバスやパネル等厚みのある作品を入れるのが「油彩額」です。
水彩額は縁幅が狭い細身のデザインが主流で、油彩額は縁幅の広いものが多いのが特徴です。この違いは、油彩画は他の絵画作品に比べ絵具のボリューム、色彩が強く、縁幅の狭い細身のデザインでは額縁が作品に負けてしまう為、縁幅の広いデザインが多いのです。
画材一般
- 紙の表と裏はどうやって見分けるのですか?
- 一般的な紙は平滑な面が表、荒れている方が裏になります。但し、水彩紙の場合は不均一な凹凸の付いた面かウォーターマーク(透かし文字)が正確に読める面が表になっています。